「えっ、調査するだけが探偵?
とんでもありません! 探偵の世界にもいろいろあるのです。
ここでは、一般的にはあまり知られていないちょっと変わった探偵の世界をご紹介します。」


第13話『聞き取り調査篇 in福島 −前編−』原作:大杉具多

「探偵日誌」第13話は調査のため福島県へ行った時のお話です。私にとっては初めての出張となり、最も遠出となった調査でした。
 ※今回の探偵日誌は調査のことよりも、その他のプライベート的なエピソード
  を中心に(いつもそうですが、今回もK先輩が登場しますので……)書いて
  いきたいと思います。

 そして今回もK先輩と組むことになり、出発前から早くも憂鬱な気分になっていましたが、本案件は行動調査ではなく、聞き取り調査が主流だったので、いつものようなことはないでしょう。ないといいのですが……。

 ちょっと話は脱線しますが、探偵日誌でお馴染みの名物キャラとなりつつあるK先輩についてお話しておきたいと思います。
 K先輩はパソコンなどの先端機器の扱いが大の苦手で、当然インターネットとも無縁な人です。そのためこの探偵日誌をK先輩が読むことはありません。ですから、K先輩の数々の失敗談(?)を探偵日誌に書くことができるのです。
 また、なぜK先輩は行動調査において失敗が多いのにもかかわらずクビにならないのか、ということですが、K先輩は確かに行動調査の最中に腹痛を起こし、調査そっちのけでトイレに行ってたりと問題もありますが、行動調査以外の調査においては別人のようにその手腕を発揮します。さらにはK先輩の父親はある方面の大物であり、当社の社長と親しい仲であることなどの事情によって、邪険にできない存在でもあるらしいのです。詳しいことはよく知りませんが。

 そんなK先輩と私は東京から福島へ車で向った。混雑を避けるため深夜からの出発となった。依頼者の負担を少しでも軽くするため、高速道路は使わずに太平洋を右手に海岸線を走った。
 到着は朝方。福島県いわき市。近くには温泉場もあり、海も近く、魚介類が美味しいところだったので、K先輩は調査よりも温泉や料理のほうに気が行っているようだった。

 今回の調査対象者は、現在は東京都内に住んでいるが、出身はここ福島県いわき市で、数年前まではここに住んでいた。そのため、地元での風評や真実の生い立ちを知る必要があり、泊りがけで赴いたのだった。当面は一泊の予定だったが、調査の状況によっては二泊にもなりうる。
 まだ日が昇って間もない早朝だったので、こんな時間から聞き込みに行くわけにもいかない。丁度、この時間でも開いている喫茶店を見つけ、K先輩がお腹が空いたということだったので朝食を摂ることにした。モーニングセットのパンとコーヒーを注文。ゆでたまごも付いていた。K先輩はパンをあっという間に平らげ、朝からコーヒーを4杯も飲んでいたがお腹は大丈夫なのだろうか、決して丈夫ではないはずなのに、と私は心配なった。そして案の定、この後K先輩は調査中に腹痛を訴えるのだった……。


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