「えっ、調査するだけが探偵?
とんでもありません! 探偵の世界にもいろいろあるのです。
ここでは、一般的にはあまり知られていないちょっと変わった探偵の世界をご紹介します。」


第14話『K先輩の秘密篇 −前編−』原作:大杉具多

 今回の探偵日誌では調査のお話はちょっとお休みし、当社の重鎮であり探偵日誌シリーズでもお馴染みの、胃腸の弱い『K先輩』にスポットを当てたいと思います。

 共に大食いなのにお腹が弱いことで共通するK先輩と当社社長の丸原は、プライベートでもよく飲みに行ったりする仲であります。そのようなこともあって、社内で謎の多いK先輩の正体を知る数少ない人なのです。今回の話題はそんな社長から聞いた、K先輩の秘密です。

 まず、ひとつめの秘密ですが、K先輩はその見かけにはよらず、大のテレビ好きであるらしいのです。ドラマ、映画、バラエティとその嗜好範囲は広く、毎朝トイレで新聞のテレビ番組欄を隅々まで目を通してチェックすることからK先輩の1日はスタートします。
 職業柄、業務は深夜にまで及ぶことも珍しくなく、時間は不規則になりがちなので、私などは見たい番組あっても中々見られないのが実状ですが、大のテレビ好きK先輩はそうはいきません。三台のビデオデッキを駆使して予約録画をするのです。そしてそれを家族の寝静まった深夜に独りで見るのが楽しみらしいのです。
そういえば以前、K先輩と一緒に調査に入っている時に、毎週楽しみにしていたドラマの最終回を録画し忘れたとかでとても悔しがっていたのを思い出しました。その日は結局、調査が終わるまで1日中そのことを悔やんでいましたから、私はちょっと気の毒になったほどです。

 また、K先輩のお腹が非常に弱いことはこれまでの探偵日誌で既にご存知なことと思われます。そのくせ、たくさん食べてたくさん飲むので、その反動は凄まじいものがあるらしいのです。ちょっと汚い話で恐縮ですが、なんでもトイレ(大)に行く回数は1日に5、6回は当たり前。3日に1度は腹痛を起こし、更には辛いものが好きでよく食べるらしいのですが、その翌日は決まってお尻がピリピリして大変だということも聞きました。それでも、わかっていても、K先輩の食欲が減退することはありません。
 とにかく僕が言いたいのは、一緒に調査に入っている時くらいは腹痛を起こさないで欲しいということです……。
 社長の考えとしては、当分は私とK先輩とのコンビは継続の予定だそうです。それもその筈、「ベスト・コンビ」とまで言われ、当事者としてはあまり笑う事ができない始末でありますが、そんなK先輩も意外と気配りができて思いやりもあるのも事実です。まあ、目配りの方がほとんど出来ない訳でありますが……。

 さて、K先輩のもうひとつの趣味……そして秘密は、あまりにも意外なものでした。それは堅物K先輩からはとても想像できないようなものだったのです……。

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